それでも、二年間（カナダは8か月を1年のプログラムと考えるので、実質16か月です）のプログラムを終えてひとつもコースを落とさず卒業できて本当によかったです。

日本で看護大学に通っていた時は、遅刻もたくさん、テストもあまりふるわず、国家試験には受かった、という感じでした。
国家試験の勉強は頑張りましたが、普段の授業はかなり手抜きでした…。


しかし、カナダのカレッジではそうはいきません。
コースを通して65％以上の成績をとらないともう一度やり直しです。
やり直すとなると、そのコースに対して授業料を追加で払う必要があります。
コースを落とすと時間もお金も無駄になってしまうので、必死でした。

そもそも英語もままならないので、予習復習もクラスメートより時間はかかるし、インストラクターの説明もわからないことが多かったです。

始めの頃はレコーダーに授業内容を録音して、家や通学中のバス内で何度も繰り返し聞いたりしていました。

人生の中でかなり勉強した時期だったと思います。

頑張ったかいもあり、成績もそこそこ良いレベルに達したし、英語もかなり上達したと思います。

インストラクターの授業、最後のセメスターになるとレコーダーなしで聞き取れるようになっていました。

英語にしろ、看護にしろ、卒業してもまだまだ改善の余地はあるので頑張っていきたいとは思っていますが、とりあえず宿題、プレゼンテーション、テストに追われる日々は終了です。

良い経験ができて本当に良かったです。


カレッジでは看護以外にもいろいろなプログラムがありますし、専門分野が決まっている方は、大学でなくカレッジを選ぶのもひとつの方法だと思います。