こんにちは、カナダに来て色々な文化の違いを感じているMikiです。

月に2,3回くらい、Japanese Canadianの友人に英語を教えてもらいに言っているのですが、先日彼女に、日本で誰か倒れてても誰も駆け寄らないのよね、と言われました。


これは彼女の意見で、私は全く同意するわけではありません。
その地域やその時の状況にもよると思います。

しかし、こういう風に日本をとらえている人もいるんです。

彼女はこうも言っていました。
「外国人が道に迷っていると、日本人が必ず助けてくれる、日本人は親切だ」と。

日本人は日本人には優しくなくて、外国人には優しいのでしょうか…。

カナダでも親切な人もいじわるな人もいます。
日本も同様に、親切な人もいれば親切でない人もいます。

一概に、日本人はこうだ、と断言することはできません。
でもなんとなく日本だと、人を助けにくい雰囲気、人がやらないことを率先してやりにくい雰囲気がありますよね。

日本人の友人たちは、日本でベビーカーを押してバスに乗るときは誰も席をゆずってくれないし、むしろ迷惑そうにみられるけど、カナダでは率先して誰かが席をゆずってくれると言っていました。

カナダでは、お年寄りやベビーカーを押した人、車いすの人に席をゆずるのが当たり前という雰囲気です。

ドアを開けて待つのも当たり前。

誰か倒れていたら助けようとするのも当たり前。

当たり前というと語弊があるかもしれません。
色々な人がいるので、席を譲らない人、ドアを開けてくれる人、助けようとしない人だってもちろんいるはずです。

しかし、大多数の人は、何かしら行動を起こしているように感じます。

外国人が困っていたら声をかける人が多い日本人なんだから、助けられることがあるなら助けたいと思っている人は多いのではないでしょうか。

そういう人たちが躊躇なく行動できるような社会だといいですよね。

私も常に人に助けられて生活しているので、自分も他人が心地よく生活できる手助けをするよう心掛けないと、と改めて考えた出来事でした。