こんにちは、Mikiです。
先日娘が水ぼうそうの予防接種を受けました。

娘が昨年9月にこちらの小学校に転入する際、オンタリオ州で決められた予防接種で足りない分を接種したので、その流れについて説明します。



こちらの学校に転入するときに、school board(教育委員会)のウェブサイトで申し込みをします。
この時、予防接種につて申告する画面が出てくるので、受けたものにチェックを入れます。
母子手帳に予防接種の英語が書いてあるので、それを参考にしてください。

この時入力した情報をもとにして、足りない予防接種を受けて下さい、という手紙が保健所から送られてきます。

娘の場合は、Tdap-IPV(破傷風、ジフテリア、百日咳、不活化ポリオ)とMeningococcal Conjugate C(髄膜炎)の接種が必要でした。

*日本ではこの髄膜炎ワクチンは行われていないのですが、オンタリオ州では定期予防接種のひとつです。

ホームドクター(かかりつけクリニック)があってOHIP(カナダの健康保険)に入っていればホームドクターに行って打ってもらえばいいそうです。
私は学生ビザでカナダの健康保険にも入っていないため、public health centerへ行ってきました。
このhealth centerでは保険のない人が無料で予防接種が受けられます。

最近は二種類、もしくは三種類の同時接種が主流ですが、娘が赤ちゃんの頃はヒブもプレベナーも不活化ポリオワクチンもない時代でしたし、二種類以上のワクチン同時接種はこの時が初めてでした。

持参するものは、保健所からの手紙と母子手帳です。

health center のナースに、どの予防接種が済んでてどの病気にかかったかなどを聞かれました。
母子手帳にも書いてあるのですが、予防接種の種類が若干こちらと異なったりするため、英語で説明できるようにしておくといいです。

私は幸い看護師だったためワクチンや病気に対する知識もあり、特に困ったことはありませんでした。

予防接種についての日本の医師からの書類を持参する人もいると聞いたことがあるので、もしそういう書類を準備できるようでしたら、役にたつかもしれません。

この時のTdap-IPV(破傷風、ジフテリア、百日咳、不活化ポリオ)とMeningococcal Conjugate C(髄膜炎)、なんと筋肉注射でした。

接種時もそこそこ痛がっていた娘ですが、次の日から1週間くらい二の腕半分くらい腫れて、着替えるのにも痛くて泣いていました。

それでも一週間で腫れもおさまり、他に目立った副作用もなかったので良かったです。



この次は中学にあがってから再度髄膜炎のワクチン予定。
B型肝炎とHPVワクチンは定期接種ではないそうですが、決められた期間ならフリーで受けられるとのこと。
ふたつとも受けさせる予定です。
日本で副作用のため問題になっているHPVですが、子宮頸がんになってから後悔したくないので、娘には受けさせたいです。
できれば私も受けたかったです。

カナダではHPVワクチンの副作用は特に問題になってないようですし、安全性はそれなりに高いのではないかと感じています。


日本とカナダ、予防接種スケジュールは若干異なりますが、フリーで受けられますし、こちらの子供たちも受けているものなので、特に心配することはなかったです。

親子留学の際はぜひ母子手帳持参してください。

英語豆知識:水ぼうそう=chickenpox, 予防接種=vaccination