こんにちは、Mikiです。

海外で日本人とばかりつるむと英語が上達しないなどと言われますが、本当でしょうか?

私の場合ですが、住んでいる市にはあまり日本人がいません。


たまたま日本で地元の同じ英会話に通っていた日本人の方が近くに住んでいました。


が、勉強も忙しく頻繁には会えず。


カナダに来てから一年後くらいに、縁あって、日系会の会長さんにお会いする事が出来ました。


そこから少し日本人の知り合いが出来ました。


しかしそれまではほぼ日本人の知り合いがいない状態でした。


日本人がいなければ、英語が出来る出来ないに関わらず、英語でやり取りをしなければなりません。


私の場合は、英語のカンバセーションパートナーが非常に親切な人で、勉強から生活までかなり助けてもらいました。


ただそれも英語でコミュニケーションが必要。


エージェントなどを使っていたり学校に日本人がいたら、寮とのやりとり、銀行口座開設、学校のシステム、部屋を借りる、などを日本語を使ってやる事ができたかもしれません。


しかし、日本語を使うという選択肢がなければ自分でなんとかしなければならず、失敗があったり時間がかかりつつも何とかするんですね。


従って、日本人が近くにいないと、自分でチャレンジする力、切り開く力、問題解決能力、などの面で成長が促されるように思います。


そして英語でコミュニケーションを取る力も。


自分の生活の基盤が出来てくると同時に、徐々に外に目を向け始め、日本人の友人がちらほらでき始めました。


日系会の友人。

友人の友人。

同じカレッジでたまたま同じプログラムを取っていた日本人の友人たち。


この時点で私にとって英語を使って生活をする事は当然となっていました。


学校生活でも日本語なし、よく会う友人は韓国人、フィリピン人、インド人なのでコミュニケーションは英語。


家のオーナーとも英語。


就職活動も情報収集も英語。


こういう、英語がメインの生活基盤が出来ていると、時々日本人の友達に会って日本語を使う事は、息抜きにはなれど、英語の上達を防ぐ理由にはなりません。



結論。


英語を習いたてで学校の中でいつも日本人とつるみ日本語で生活していたら、やはり英語上達にはマイナスだと思います。


私は幸か不幸か、頼れる日本人が周りにいず、学校にも日本人がいなかったため、何とか英語でコミュニケーションをはかってきました。


そして、これが自分の英語にとっても有利となりました。


日本人の多い環境の中でも、英語を伸ばすという確固とした意志があれば、日本人とばかりつるんでも問題ないかと思います。


私にとって日本人友達と会うのは、生活を豊かにするためには必要なことです。


日本では友達にならなかったような素敵な人達と知り合え友達になれるのも、海外で生活する醍醐味。


英語での生活基盤ができている上でなら、日本人の友達と会うことが英語上達に大きく影響する事はないはずです。


日本人と会うのは良くないと決めつけるのではなく、バランスを取りながら、自分のゴールを見失わないように生活するのが良いのではないでしょうか。