こんにちは Mikiです。
2週間くらい前には雪が降っていたのに、今日は29度の夏日和。
クレイジーな天気のカナダから、今回は引っ越しについてのあれこれをシェアしたいと思います。
6月1日に新しい場所へ引っ越しとなりますが、実はカナダに来てから三度目の引っ越しです。
一回目は、カレッジの寮から知人の家の貸し部屋へ引っ越し。
二回目は、知人の部屋から、日系会を通して出会った人の友人、今のオーナーの家へ引っ越し。
そして今回は、ベースメントアパートメントと呼ばれる、家のオーナーが地下を貸し出しているところへ引っ越しです。
地下っていうとどうも暗いとか怖いとかのイメージがありますが、カナダではほとんどの家に地下があり、リノベーションして貸し出している人も多いです。
今回借りる場所は、キッチン、ダイニング、ベッドルーム、リビングが揃っており、そこそこ広いです。
別の玄関があるので、完全に娘と私の二人暮らしとなります。
前のオーナーとはとても円満にやってきましたが、それでもやはり他人、気は遣います。
今回二人だけの生活になるので、娘も私もワクワクしているところです。
それでは、カナダでの事情を交えつつ、どのように部屋を探して契約したかをご紹介したいと思います。
家賃は私の住んでいる地域での相場です。
トロントはもっと高いです。
1.どのような部屋を借りたいか決める
部屋を借りると言っても色々あります。
A. アパートの一室や家を借りる
長所:自分たちだけのスペース。
家具がないので好きな家具を購入し配置できる。
短所:高い。ワンベッドルーム(1LDK)で10万ー14万くらい。
ほとんどが1年契約から。
洗濯機が部屋の中にあるか、アパート内のランドリールームにあるかそのアパートによって違うので、洗濯はどうしても自分の部屋でしたいとかであれば、その条件で探します。
日本のように、洗濯機を買って設置すれば良いというわけにはいきません。
ちなみにアパートの標準装備は、冷蔵庫、オーブン、コンロ、食洗器です。
あと、バスタブがついてたりついてなかったり。
お風呂どうしても入りたい時はチェック。
ちなみに私最後にお湯につかったの一年前くらいかも…。
B. 一軒家の部屋を貸し出している人から部屋だけを借りる。
シェアハウスといって、オーナーはそこに住んでおらず借主たちだけが住んでいる場合と、オーナーが住んでいて、オーナーと部屋以外をシェアする場合あり。
キッチン、トイレは他の人と共有することがほとんど。
長所:安い。5万ー8万
短所:他人と住まなきゃならないので気を遣う。
ちなみにシェアハウスに若い人が5人とかで住んでると、特にそれが学生だったりすると、誰も共有スペースきれいにしないし掃除しない、音楽大音量で夜中に聞いてる人がいる、夜中にパーティなど、あるらしいです。
C. 一軒家のベースメントや一階全体、今持ち主が住んでいないコンドミニアムなどを借りる。
家の持ち主が別のところに住んでいたり、ベースメントが独立していたり。
自分たちだけのキッチン、トイレがついている。
長所:自分だけのスペース。
だいたい洗濯機がついてる。
家具付きなので新しく家具をそろえなくてよい。
庭を使えたりする。
短所:高い。アパートと同じくらい。
家具を壊したら弁償。
2.オンラインで物件を探す
今や何を探すのにもオンラインですよね。
私の使ったサイトは、WALK SCORE, Facebook market placeと、Kijijiと呼ばれるクラシファイドサービスです。
だいだいどのサイトにもMAPがついてるので、MAPで場所を確認しつつ、条件を絞り込みます。
参考までに私の条件
*車がないので、職場に歩いて行ける
*予算8万ー11万
*永住権取れなかったら日本に帰るので、月ごとの契約で、同じ理由でできれば家具付き
*娘と二人だけのプライベートスペース
3.めぼしい物件が見つかったら、持ち主にコンタクトをとる
サイトの、持ち主に連絡のようなボタンからメッセージを送るか電話して、実際に見に行く日を決める。
日本みたいに不動産が介入するケースは少ない気がしますね。
私は実は二か所しか見に行ってません。
条件に合う物件探しはかなり難しかったです。
4.物件を見に行き、良さそうなら申し込みをし、入居できるかどうかの連絡を待つ。
自分の条件に合っているなら申し込みをしますが、賃貸契約にこぎつけるまでも難易度が高いです。
条件の良い場所は何人も申し込みすることが多いようです。
きちんとした人に部屋を貸したいとオーナーは思っているので、選ばれるかどうかはオーナー次第です。
今回私が入居する場所は、土地柄もよいしそこまで高くないからか問い合わせが多かったらしく、100人からメッセージが来たとオーナーが言っていました。
なぜ私が選ばれたかというと、
クレジットヒストリーのポイントが高かった。
クレジットヒストリーとはクレジットカードの返済状況を評価するものです。
その人がお金の使い方に関して信用できるかどうかの指標になるので、賃貸契約ではこのクレジットヒストリーを評価してもらいます。
普通に使ってきちんと返済していれば問題ありません。ちなみに限度額いっぱいまで使わないほうがいいそうです。
母親と娘だから静かにきれいに場所を使ってくれそう。
正看護師として病院で働いているので収入がある。
前のオーナーが私たちに対する高評価を伝えてくれた。
日本人。
入居先のオーナーが日本に訪れた際日本人がみんな親切だったようで、日本人に対する良いイメージがもともとあったようです。
カナダでは日本人であることが良い方向に働く事がほとんどですね。
日本人のみなさん、本当にありがとうございます。
5、賃貸契約
賃貸契約に関する書類をオーナーと一緒に読んで、サインをします。
当日書類をその場で読んですぐ理解してサインできる気がしなかったので、書類をe-mailで契約前日に送ってもらい、一通り目を通し、わからないところはカナダ人の友人に確認してもらいました。
そして、引っ越し日と時間の確認で終了。
また場所によっては、自分でliability insurance=賠償責任保険に入らなければなりません。
私の場合地下に独立して住むことになるため、オーナーの保険が適用されないそうです。
保険もオンラインでググって、squair oneという会社の商品を購入しました。
物件探しから契約まで一連の流れを説明させていただきました。
4年も住んでいると家具がなくても物がすごく多いんですよね。
ちなみにカナダの引っ越しはアリさんマークとかでなく、友人たちに手伝ってもらうという人的資源の活用がメジャーです。
引っ越しで友人に手伝ってもらうことも含め、賃貸契約にクレジットカードの適切使用が評価されること、どうして引っ越しするのか、引っ越ししたのか聞かれたり、前のオーナーと次のオーナーが話をしたり、という事が行われるのを考えると、なるべくどこでも良好な人間関係を築くこと、お金に関してはきちんとしておくこと、を心掛ける必要があるんだなと実感した、今回の引っ越しイベントでした。
それでは皆さん、良い一日をお過ごしください。
2週間くらい前には雪が降っていたのに、今日は29度の夏日和。
クレイジーな天気のカナダから、今回は引っ越しについてのあれこれをシェアしたいと思います。
6月1日に新しい場所へ引っ越しとなりますが、実はカナダに来てから三度目の引っ越しです。
一回目は、カレッジの寮から知人の家の貸し部屋へ引っ越し。
二回目は、知人の部屋から、日系会を通して出会った人の友人、今のオーナーの家へ引っ越し。
そして今回は、ベースメントアパートメントと呼ばれる、家のオーナーが地下を貸し出しているところへ引っ越しです。
地下っていうとどうも暗いとか怖いとかのイメージがありますが、カナダではほとんどの家に地下があり、リノベーションして貸し出している人も多いです。
今回借りる場所は、キッチン、ダイニング、ベッドルーム、リビングが揃っており、そこそこ広いです。
別の玄関があるので、完全に娘と私の二人暮らしとなります。
前のオーナーとはとても円満にやってきましたが、それでもやはり他人、気は遣います。
今回二人だけの生活になるので、娘も私もワクワクしているところです。
それでは、カナダでの事情を交えつつ、どのように部屋を探して契約したかをご紹介したいと思います。
家賃は私の住んでいる地域での相場です。
トロントはもっと高いです。
1.どのような部屋を借りたいか決める
部屋を借りると言っても色々あります。
A. アパートの一室や家を借りる
長所:自分たちだけのスペース。
家具がないので好きな家具を購入し配置できる。
短所:高い。ワンベッドルーム(1LDK)で10万ー14万くらい。
ほとんどが1年契約から。
洗濯機が部屋の中にあるか、アパート内のランドリールームにあるかそのアパートによって違うので、洗濯はどうしても自分の部屋でしたいとかであれば、その条件で探します。
日本のように、洗濯機を買って設置すれば良いというわけにはいきません。
ちなみにアパートの標準装備は、冷蔵庫、オーブン、コンロ、食洗器です。
あと、バスタブがついてたりついてなかったり。
お風呂どうしても入りたい時はチェック。
ちなみに私最後にお湯につかったの一年前くらいかも…。
B. 一軒家の部屋を貸し出している人から部屋だけを借りる。
シェアハウスといって、オーナーはそこに住んでおらず借主たちだけが住んでいる場合と、オーナーが住んでいて、オーナーと部屋以外をシェアする場合あり。
キッチン、トイレは他の人と共有することがほとんど。
長所:安い。5万ー8万
短所:他人と住まなきゃならないので気を遣う。
ちなみにシェアハウスに若い人が5人とかで住んでると、特にそれが学生だったりすると、誰も共有スペースきれいにしないし掃除しない、音楽大音量で夜中に聞いてる人がいる、夜中にパーティなど、あるらしいです。
C. 一軒家のベースメントや一階全体、今持ち主が住んでいないコンドミニアムなどを借りる。
家の持ち主が別のところに住んでいたり、ベースメントが独立していたり。
自分たちだけのキッチン、トイレがついている。
長所:自分だけのスペース。
だいたい洗濯機がついてる。
家具付きなので新しく家具をそろえなくてよい。
庭を使えたりする。
短所:高い。アパートと同じくらい。
家具を壊したら弁償。
2.オンラインで物件を探す
今や何を探すのにもオンラインですよね。
私の使ったサイトは、WALK SCORE, Facebook market placeと、Kijijiと呼ばれるクラシファイドサービスです。
だいだいどのサイトにもMAPがついてるので、MAPで場所を確認しつつ、条件を絞り込みます。
参考までに私の条件
*車がないので、職場に歩いて行ける
*予算8万ー11万
*永住権取れなかったら日本に帰るので、月ごとの契約で、同じ理由でできれば家具付き
*娘と二人だけのプライベートスペース
3.めぼしい物件が見つかったら、持ち主にコンタクトをとる
サイトの、持ち主に連絡のようなボタンからメッセージを送るか電話して、実際に見に行く日を決める。
日本みたいに不動産が介入するケースは少ない気がしますね。
私は実は二か所しか見に行ってません。
条件に合う物件探しはかなり難しかったです。
4.物件を見に行き、良さそうなら申し込みをし、入居できるかどうかの連絡を待つ。
自分の条件に合っているなら申し込みをしますが、賃貸契約にこぎつけるまでも難易度が高いです。
条件の良い場所は何人も申し込みすることが多いようです。
きちんとした人に部屋を貸したいとオーナーは思っているので、選ばれるかどうかはオーナー次第です。
今回私が入居する場所は、土地柄もよいしそこまで高くないからか問い合わせが多かったらしく、100人からメッセージが来たとオーナーが言っていました。
なぜ私が選ばれたかというと、
クレジットヒストリーのポイントが高かった。
クレジットヒストリーとはクレジットカードの返済状況を評価するものです。
その人がお金の使い方に関して信用できるかどうかの指標になるので、賃貸契約ではこのクレジットヒストリーを評価してもらいます。
普通に使ってきちんと返済していれば問題ありません。ちなみに限度額いっぱいまで使わないほうがいいそうです。
母親と娘だから静かにきれいに場所を使ってくれそう。
正看護師として病院で働いているので収入がある。
前のオーナーが私たちに対する高評価を伝えてくれた。
日本人。
入居先のオーナーが日本に訪れた際日本人がみんな親切だったようで、日本人に対する良いイメージがもともとあったようです。
カナダでは日本人であることが良い方向に働く事がほとんどですね。
日本人のみなさん、本当にありがとうございます。
5、賃貸契約
賃貸契約に関する書類をオーナーと一緒に読んで、サインをします。
当日書類をその場で読んですぐ理解してサインできる気がしなかったので、書類をe-mailで契約前日に送ってもらい、一通り目を通し、わからないところはカナダ人の友人に確認してもらいました。
そして、引っ越し日と時間の確認で終了。
また場所によっては、自分でliability insurance=賠償責任保険に入らなければなりません。
私の場合地下に独立して住むことになるため、オーナーの保険が適用されないそうです。
保険もオンラインでググって、squair oneという会社の商品を購入しました。
物件探しから契約まで一連の流れを説明させていただきました。
4年も住んでいると家具がなくても物がすごく多いんですよね。
ちなみにカナダの引っ越しはアリさんマークとかでなく、友人たちに手伝ってもらうという人的資源の活用がメジャーです。
引っ越しで友人に手伝ってもらうことも含め、賃貸契約にクレジットカードの適切使用が評価されること、どうして引っ越しするのか、引っ越ししたのか聞かれたり、前のオーナーと次のオーナーが話をしたり、という事が行われるのを考えると、なるべくどこでも良好な人間関係を築くこと、お金に関してはきちんとしておくこと、を心掛ける必要があるんだなと実感した、今回の引っ越しイベントでした。
それでは皆さん、良い一日をお過ごしください。
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