こんにちは、娘が先日小学校を卒業しました、Mikiです。

カナダでの初めてのイベントですので興味津々。
日本のものとはかなり雰囲気が違ったので紹介します。


まずは服装。
卒業生たちは思い思いの服を着ていました。
普段着っぽい子もいれば、パーティにそのまま行けるようにドレスアップした子も。
娘は花柄のサマードレスを自分で選んで着て行きました。

もちろん日本のようなフォーマル感のある服装の子はいませんでした。

男性の先生達はスーツでしたが、女性の先生達はドレスが多かったです。

日本に比べると非常にカジュアルな雰囲気です。


校長先生の話から始まり、次は卒業証書授与。

校長先生のスピーチでは、友人からの影響も大きいのでスマートで活動的な人の周りにいる事を選べ、自分の好きなものを見つけろ、クリエイティブな活動をしろ、などと言っていました。

卒業証書を授与された後は生徒がステージ上で先生と並び、どの親も写真をパチリ。

親が写真撮影するための時間を作ってくれる所もなんだか微笑ましい。

次は、各科目で優秀だった生徒に送られる賞の発表。
算数、アート、フランス語、音楽、英語、体育、などの科目毎各1人か2人が選ばれます。

なんと娘はアートに選ばれました。
実は数日前から娘に、誰々と私がアートの候補にあがってるとは聞いていたのですが、その中の誰になるかは当日までわかりませんでした。

娘の名前が呼ばれた時は本当に嬉しかったです。

2年前に英語もままならない状態でカナダに来た娘が、英語で不便なく学校生活を送り、親友も作り、好きなアートで賞をもらうなんて、想像できたでしょうか。

彼女の頑張りに本当に感動します。

その後、ゲストスピーカーからのスピーチ。
長いことこの小学校で先生をやっていた人からのスピーチでした。

彼女は今でも、小学校の時にいじめられてた子を助けなかった事を悔やんでいると言っていました。

親切さと勇気。

時に相反する感情の中、勇気を出して人に親切にできるか。

深い問いです。

子供たちの中に何か灯るものがあればいいなと思います。



賞の授与が終わった後は卒業生による歌の披露ですが、ポップミュージックが選ばれたので、特に感傷的にもならず…。

日本のようにしっとりした歌の方が雰囲気は出ますね。


在校生の関わりはなし。

2時間ほどで式は滞りなく終了したのでした。


というわけで、娘と私にとっての初めての経験である卒業式。

無事に卒業式を終えられて良かったです。

娘の頑張りを褒めつつ、次の中学校への期待を胸に夏休みを過ごせればと思います。